Scrap and Car

廃車になった後の取り扱いとは?

廃車を転売するためには

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所有している車を廃車にしたことはあっても、廃車を引き取るという経験をしたことがある人は少ないのですが、実はそれを商売にしている人がいるのも確かです。
真っ先に思い浮かぶのは、中古車販売店ということになるのでしょうが、他にも安く車を仕入れて、少し手を加えてそれを転売しているという場合もあります。
そのためには、当然のことながら修理をするだけでなく、新たにカスタムをしたり特殊な塗装を施すなどの付加価値を付けたりするといった技術がなければ、なかなか転売することはできません。
ただ、逆に言えば、どのようなトラブルにでも対処できるだけの技術を身につけてしまえば、修理屋として生計を立てられますし、誰も手をつけないような古びた車をレストアして、高値で売ることができさえすれば大儲けすることも決してあり得ない話ではないのです。
このように、やる気次第ではとても儲かる商売なので、車をいじるのが好きだというのならチャレンジしてみると良いです。

廃車のパーツの行方について

廃車になった自動車は、自動車リサイクル法により登録がなされた解体業者で解体されることになるほか、温室効果ガスであるフロンを含むエアコン、ていねいに取り扱わないと爆発するエアバッグ、再利用のあてのないシュレッダーダストなどは、それぞれ適切に処理されます。
こうして廃車になった自動車から得られるパーツ類には、まだ使用可能なものも数多く含まれていますので、リサイクルユース専門に取り扱っている業者などの間で取引されることになります。
リサイクルユースとはいっても、きれいに洗浄し、キズやへこみの有無やその位置などもしっかりとチェックした上でとなりますので、安価な割に性能そのものには問題がありません。
たとえば社外アルミ、エアロパーツ、オーディオ機器などといった希少なものは、比較的高値で取引されていますし、エンジンなども日本製のものは性能がよいことから海外に輸出され、そこで船に積まれて第二の人生をおくるなどといったこともあるようです。

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