廃車になった後の取り扱いとは?
放置車両を廃車にするにはどうすれば良い?

道端に勝手に止めてある放置自動車を廃車にするときは、捨ててあるように見えても勝手に廃車してはいけません。
なぜならば、自動車は登録制のために、所有者が登録されてあり、あくまでも配車できるのは所有者である登録者だからです。
そこで、最初にすることは、持ち主を調べることです。
そのためには、自動車のボンネットを開けると自動車の登録番号が刻印されているので、それを調べることです。
その自動車の登録番号をあとは調べたら陸運局で調べれば放置自動車の所有者がわかります。
その後、その自動車の所有者に連絡して、撤去してもらう交渉に入ります。
しかし、そうは言っても、たいていの放置自動車は長年の放置からパンクや故障しており、そのままでは自走走行はできませんので、持ち主も「撤去してください」では応じることは少ないです。
そこで、こちらから、廃車業者を探しておいて、あとは書類上の廃車の変更登録などの協力をしてもらうようにすると良いです。
放置車両を廃車にする時にかかる費用
自動車の放置車両を廃車にする場合は無料で引き取ってもらうか多くは大手の中古車買取業者に1万円を支払って処分してもらうことになります。
ただし費用については業者によって差があり1万円以上の負担金を負わなければならないケースもあります。
中古車買取業者は自動車解体業者に廃車となる自動車を引き渡す必要があるためその際に発生する手数料が費用として発生するというわけです。
しかしどんな中古車もまだ再利用できる部品がありとくに海外などに出荷して使用されるケースも増えてきました。
そのため自動車解体業者も積極的に廃車となる自動車を受け入れており現場までレッカー車やクレーン車を手配して引き取りに伺う業者もあります。
そのためわざわざ個人で持ち込む必要もなく安全安心してお任せすることができます。
現在では放置車両について無料相談窓口を設置している解体業者もありますのでもしも放置車両でお困りであるならば一度相談してみることをおすすめします。